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HISAI PROJECT I

陶土、土
​サイズ可変
2020−2021年

津市久居アルスプラザ(津) 
​撮影:植松琢磨

HISAI PROJECTはかつて瓦産業が盛んだった津市久居で行われたプロジェクトです。久居の土を使用して地元ボランティアと共に久居に多く残っている屋根の上に置かれた守り神「鍾馗」を参考にしたオリジナルの瓦を1000枚作るという試みをしました。このプロジェクトは三部構成となっており、第一部のHISAI PROJECT Iでは「町」を表し人々が道を歩くような視点を意識し、線を用いた集合体を作りました。第二部のHISAI PROJECT IIではインスタレーションは「町」から「街」へと変わり遠くの視点からの街へと移行します。それに伴い線ではなく面を用いた集合体を作りました。そして第三部のHISAI PROJECT III ではさらに「街」から「世界」へと移行し視点は更に遠ざかり点で作られた集合体を作ります。第二部までは焼成前の瓦だったことに対し第三部では焼成しているので瓦を重ねるという方法で集合体を作りそれを点々と配置しています。この展示後これらの瓦は街の方に渡され建物などの街の一部となります。
 

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