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PAPER EMPIRE

カルトン、木、トレーシングペーパー、鉛筆
サイズ可変
2016年
 
Gallery 2,04 ( ロシア・サンクトペテルブルグ)

この作品はレニングラードの「ソビエトの家」の実現されなかった建築案を元にしたドローイングと建築のモデルのような紙と大理石の模様のシールにより構成されています。ペーパーアーキテクチャーとは紙面上のみで出来上がった建築を意味しソ連時代には財政的及び技術的な問題により実現されないことが多くありました。この作品の展示されたサンクトペテルブルグはロシア帝国とソ連の両方をもって中心的な位置にいた歴史を持っていることから、ロシア帝国とソビエトのある種の帝国と二つの意味を重ね合わせた紙を用いた帝国を再構築しました。

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